〈Xmas Music Party 2017〉開催しました!
2017年12月23日、月曜日と土曜日のリトミックレッスンを受講している生徒達で、クリスマス音楽会を催しました。世界中で親しまれてきた、様々な時代のクリスマス曲の数々をハンドベル・連弾・ピアノソロ・アンサンブル・合唱などで演奏し合い、また小さいお友達はクリスマスを楽しむ様子を題材にしたリトミックをご披露しました。
ぶっつけ本番ながら指揮や伴奏も生徒達がこなし、異年齢間の良い交流会になりました。
この会は発表会とは違い、自分の曲を完成させて上手く弾くことが目的ではなく、お互いに演奏でシェアし合い、数々の曲を知っていく事が目的です。通常のレッスン曲と合わせて、約1か月間で準備してきましたが、わずかな間にも一人ひとりさまざまな学習の過程がありました。例えば・・・
良く知っている曲だから「これなら弾ける!」と弾き始めたものの、楽譜の見かけより も難しい編曲になっていて、アレンジ法を分析し楽曲のスタイルについて視野が広がった人。アレンジによる特有の弾きにくさ(アルペジオ、和音のつかみ方、)をテクニック的に短期間で克服した人。
(歌うだけなら楽しく歌える)リズムの難しい曲に挑戦してみたけれど、「歌うのと楽譜を読み取って弾くのとでは大違い!」と気付いて奮起して練習した人も。
暗譜していく途中で、同じメロディでも使われている和音の響きの違いから、全然違うメロディと感じていたことを知り、和音付けについての知識を増やした人。
“編曲物“を演奏することで、いつもとは違った側面からの学びが出来た事は、とても良かったと思いました。
また友達との連弾で、相手の練習への意気込みに触発されて、真剣に練習して頑張った人もいました。こういう“切磋琢磨”はとても励みになることだと思いますし、私も様子を拝見していて清々しい気持ちにさせられました。
こんな個人的な学びの他にも、ハンドベルでは「みんなで一緒に作り上げる」という協調性の感覚を高めました。リトミックレッスン受講生達だけに グループの一員である役割を意識した活動をする事に慣れていて、自分の責任を果たしながらも、個性のやり取りを自然に表現できるいつもの仲間ながら、「曲」として完成させていく事で 自分の担当する1~2音の曲中での重要さを知り、お互いに繋がっている感覚をより研ぎ澄ませていく様子がうかがえました。
お家の方々もたくさんおみえになり、「クリスマス」ならではのアットホームな雰囲気の会になりました。
次の春の発表会に向けて、またみんなで一緒に頑張っていきたいと思います