5/25のリトミックレッスン

Aクラス(年少・年中クラス)

今日のテーマは、音のダイナミクスについて。
3種類の2倍関係の音符を深めていく発展として、声と動き、音と触覚、適切な身体表現といった切り口からいろいろな体験をしながら、「変化」に気付いていきました。

ChouCho Tentoumushikatatumuri
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音楽の中で、強弱(フォルテ・ピアノ・メゾピアノ・メゾフォルテ・クレッシェンド・デクレッシェンドなど)は、とても重要な要素です。

大切なことを伝えたいとき、思わず声や身振りが大きくなったり、反対に心の中の大切なことだからこそ、そっと小さな声で打ち明けたくなったりしますね。
音楽を楽しむうえで、この強弱の変化に気付き、耳はもちろん心やイメージ力がその変化にのって感じ取っていけるようになると、音楽の中にある栄養の吸収力がとてもアップします。音楽をキャッチする力が身に付くという訳です。
もちろん、これまでのレッスンの中で、声や楽器やピアノの音、CDの音楽の中で経験してきていますが、「ダイナミクス」にフォーカスしたレッスンは初めて!
先生としてはここぞ、全身で音楽を感じるリトミックの本領発揮!みんなにどうすれば伝わっていくかな~と、プランの立案に力が入っていました。
そんな訳で、今日はウワ~~~ッ!!と動くことよりも、一緒に考えること、質問したり答えたりすることが多かったのですが、ちょっといろんなことを詰め込み過ぎたかも・・・^^;
「あそこはもっと、繰り返しが必要だったな~」と振り返っていますが、でもみんな、声でも、ドラムでも、またお友達との動きの活動でも、表現の違いにトライできていたと思います。
これからちょっとずつ、どんどんやっていきますよ~~^^v!

ソルフェージュは「音程」を意識する歌い方を音階ゲームの中で経験しました。
「音程」とは、音と音との隔たりのこと。どのくらい離れているかを聴き取ったり感じとったりしていきます。たくさん練習していきましょうね!音列の上向・下降もちゃんと聴き取って、考えて動けましたね!
知っている曲を使って、聴き取りゲームもやりました。鍵盤と一致させていく準備にもなっています。


Bクラス(年長クラス)

ウォーミングアップでビートと休符の復習をしました。
活動内容としては、昨年からやっていることですが、ビートの違う曲、テンポも違う曲、と、様々な音楽の違いに自然に反応できるようになってきました。
しっかりと、規則正しいビートをキープする感覚を働かせる準備が出来たその後、今日のメインディッシュは、先回に引き続き、言葉とリズムを意識した即時反応のゲーム。新たなパターンを練習しました。創作上手なK君、イラストもさらさらと描いてくれて、、味があって感心しました。
感心するといえば、この頃決められたルールの中で、巧く自分らしい表現が出来るようになってきましたね。
相棒がお休みだったので、習ったことをピアノでも弾いてみました。
鍵盤遊びの中で、自分の出した音が「音階のここ!」と分かってきたようです。


Dクラス

課題は、ターナリ―ビートの不等分割。
ターナリ―のビート感を深める活動、ボールを使って楽しくリズムを表現しました。音の長短によるアクセントや表情の変化を繰り返し練習するうちに、しっかりと把握できるようになり、納得でしたね。
J.S.Bachの良く知られたターナリ―ビートの曲をいろいろ聴いたりもしました。
「シチリア―ナのリズム」、たくさん聴き取れました。
複雑なリズムの読み方は分かっていても、ただタイミングを合わせるだけになってはもったいないのです。リズムの表情を感じ取れるようになると、「どうしてここにこういうリズムを使ったんだろう・・・?」と作曲者の考えたことまで読み取れるようになるかも・・・
例曲をほとんど初見で正確に読譜できたのは成果でしたね!
身体の使い方のバランス、徐々に慣れていきましょう!
ソルフェージュは、音程。メロディー中のどこに指定された音程が隠れているかを動きながらキャッチして、即時に変換させる練習でした。