リトミックで培った感覚を、楽譜の力に!
音楽を楽しむために大切なのは、やっぱり楽譜が読めること!
楽譜が読めると、自分でどんどん練習できるし、レッスンの内容も深く理解できるようになります。そうすると、上達も早くなって、音楽がもっと楽しくなるんです。
昨年、子どもたちは「練習カレンダー」を使って、毎日の練習時間を記録する取り組みをしました。これによって、「今日はどれくらい練習したかな?」「今週はしっかり練習できたかな?」と、自分の練習のペースを振り返る習慣がつきました。その結果、意識も変わり、効率よく練習できるようになってきました。
次のステップとして取り組んだのが、楽譜を読むための基礎となる「楽典」の学習です。楽典の知識がしっかり身についているかどうかを確認するために、テキストをしっかり読み、覚えていくことに挑戦しました。
リトミックのレッスンで、音符の長さやリズム、音階や音程などを体感しながら学んでいますが、テスト形式で問題を解いてみると、「ここがちょっと曖昧だったんだ!」と気づくことも多く、よりしっかりと理解できるようになりました。
中には、リトミックの経験だけでしっかり理解できている子もいました。でも、ペーパーテストになると「休符で答えてね」と言われているのに音符で答えたり、「強い順に並べてね」と書いてあるのに逆の順番に並べてしまったり、うっかりミスが出ることも。また、知識を使って自分で楽譜を作る応用問題では、「どうやって答えを導き出せばいいの?」と悩む子もいました。
でも、こうした取り組みを通して、一人ひとりの理解度に合わせたフォローができたのがとても良かったです!
「楽語(音楽用語)は先生に教えてもらうもの」ではなく、「自分で調べて覚えていくもの」という意識が子どもたちの中で少しずつ育ってきました。この変化が、これからの成長につながっていくはずです。
これからも、音楽をもっと楽しめるように、いろんな工夫をしながら学んでいきたいですね♪