先日、今受験のためにレッスンをお休みされている中学生の生徒さんのお母様からメールをいただきました。
お嬢さんが、学校の合唱コンクールの伴奏をされ、多くの先生方にたくさんのお褒めの言葉をいただかれたそうで、お母さんご自身も「私は○○のピアノを弾く姿がとても好きで、感動しました」との、素直な喜びのお気持ちが書かれてありました。
1回だけ「聴いてください」と、事前にレッスンに来られましたが、ほとんど自力で仕上げ、4対3のリズムを正確に取れるようなアドバイスをしただけでした。
お休み中も、ほぼ毎日のようにピアノには触れているとのこと。
まず、
いつも無口で御上手を仰らないお母さんが、そういったとても素直な親としての喜びの言葉をメールで伝えてくださった事が、私としては嬉しかったです。
そして勿論、
身に付いたお稽古事として、レッスンは無くても弾いていてくださる事、またほんの些細な合唱コンクールの伴奏でも、彼女の演奏をとおして心を動かされた方がいらっしゃり、笑顔や感動が広がっていくことが、やはり励みになります。
一口に伴奏といっても、楽譜に書かれている音符をただ音にしただけでは、「心を動かす」ことにはならないと思います。
美しい響きである事、「うた」に寄り添い、また時にはリードする音楽としての流れが表現できている事、伴奏者のピアノ伴奏をすることの喜びや自信があふれている事・・・
そんな演奏だったのだそうです。
「キラリと光る」彼女の個性として、学校という場で多くの先生に認めて頂けた事は、彼女の人生においても宝物となるでしょう。
積み上げることでこんなに成果を出せた彼女に、拍手ですね!
いただいたメールには、成績も本人も驚くほどにとてもアップしてきて、親子共に喜んでいます、と、結んでありました。
頑張ってね!!