台風が北風を呼んできた?!

大きな季節外れの台風が来る・来ない・来る・来ない・・・(まるで花びら占いのようですが^^;)、ずっと雲が垂れ込めた一週間でしたが、週末になりやっとお日様が!!
でも、風が一気に冷たくなりました。
秋は早足で通り過ぎていきそうですね。

リトミックレッスンレポートにお家の方々からコメントをいただきました。
いずれも、愛情たっぷりに且つお子さんの姿をしっかり受け止め、心の成長の様子を書いてくださっていることが嬉しいです。
自信がついてきたこと、つまずいても回復がはやくなってきたこと、自分で発言することが出来るようになったこと、集中できるようになって来たこと、そしてもちろん音楽的な力が伸びてきた実感なども。
次回のレポートまでに、きっとレッスンの中でもいろいろな事があると思いますが、失敗を恐れずどんどん積極的に自分を表現していきましょうね!

10/26のリトミックレッスンの様子です。

Aクラス(年少・年中)

トンボになってお空の色々なところを飛ぶ・・・音域の聴き分けです。
片足立ちで止まる、手の位置を決めておく、一つずつはそれほど難しいことではありませんが、「音を聴きながら」「走りながら」となると単純ではありません。
合図をキャッチしながら、身体を動かす命令系統をコントロールするので、途中で何度か止めて「意識する」事もやりました。
5音列の活動は先回もやりましたが、今日は聴き取ったことを声・ハンドサイン・ステップと決められた順にきちっと置き換えることをやりました。
これは年少さんには難しいですが、年中さんにはクリヤして欲しいので、ピチッとやってみました。
それから長三和音と短三和音の聴き取りの準備としての3音列。これも前回よりはスムーズになりました。
ここで最年少のKちゃんがお母さんのお膝に…今日は朝からちょっと体調が良くなかったのだそうです。
最近のレッスンでは、ほとんどお母さんのところに戻ることもなく、声もしっかりと出て、また一人でやる事もとても積極的に出来るようになってきました。
学年では2つも違うのにホントに立派!! 次はまた元気に頑張りましょうね!

mainさて、次の「お餅つき」は、楽しかったですね!
物怖じせず、表現することの得意なYちゃんが先陣を切ってくれて、ちょっと説明をしたら後は音の合図だけで見事なチームワークでみんなで順番を変えていく事まで出来ました!
音楽を聴き分け、ちゃんと動きを合わせてここまで出来るようになったか~~と感激!!
動きのアナクルーシス・クルーシスも音にピッタリでした。
リズムパターンを音符に置き換える、聴き分ける、音符を選ぶこともスッと出来ました。
難しいリズムの聴き取りは、やはりしっかりとしたビート感が備わることでスムーズになりますね~。
最後のご挨拶の時に、オノマトペのお話を少し…
「ぽかぽか」と言えば? 「ん~、お風呂!」
Sちゃん、今日もグッドレスポンスをありがとう!

B・C合同クラス(年長~小学生)

簡単で楽しい「詩」の暗唱から始めました。
年長さんもこの時期になると、言葉に対しての具体的な映像化・連想力がとても豊かになりますね~。
谷川俊太郎さん作の「あいたたた」という詩ですが、10分位の間にすっかり覚えられました。
単語をリズムに変えることはずっと経験してきています。
このくらいの文をリズムに置き換えるとみんなどんなふうに言えるのかな~?と楽しみだったのですが、小学生が入るとやはり上手に連符を使ったり、シンコペーションを使ったり、予想した以上に巧みに出来ました。
今日は、2倍速く・2倍遅くというのがテーマでしたので、この詩を使っていろいろな活動をして遊びました。
自然に声の出し方も変化して、どんどん楽しくなります。
中盤からは、音符に移行しステップへ。
同じリズム形がテンポが変わることで表情が劇的に変化することを一番感じ取れるのはやはりステップ!
ということで、今日はたくさんステップの練習をしました。
いつの間にか筋肉のコントロールもこんなに上手になったのか~と、ビックリ!
去年とは比較にならないですね。
敏捷性は楽器の演奏にも大きな影響をもたらしますので、ステップだけでなく全身を使いリズムを感じ取る練習もやっていきましょうね。
これまで読譜するだけで何となく感じていたリズムがとても身近になって来たようです。
「ああ、こういう違いだったんだ~」と思わず出てくる感想に、ニンマリしておりました^^v!
次回は、もっと様々な変化を楽しんでいこうと思います!