わたし、アイドルになるの!

IMG_4474どんより曇った蒸し暑い一日でしたが、
今日も元気にリトミックデーでした。

今日は、お父様の付き添い&見学が2名でした。

土曜日のレッスンで、こうしてお父様が一緒にいらしていただけるのはとても有り難いです。

お家での会話もきっと弾むことでしょうし、リトミックを知っていただくチャンスにもなります。

お父様の目からご覧になったリトミックレッスンへのご感想などもまた是非、お聞かせくださいね!

 

今日のトピックは、AクラスのYちゃん(年中さん)。

レッスン始まる前に、普段のお洋服から目にも眩しい黄色のチアリーダーの衣装に着替えてのレッスン参加。

「あら、素敵なコスチュームね~」と言っていたら、素敵なのはお洋服だけではありませんでした。

新しい情報はじっくりと自分の中で温めてからアウトプットする彼女、お話の途中でも遠い目をして心がどこかに行ってしまっていることもありましたが、徐々にレッスンの様子がわかってきて、今日はとても積極的にレッスンできました。

「だれか一人でやってみる人!」と投げかけたら一番に「はいっ!」と手を挙げ、上手に「ホタル」になってふわ~りと飛ぶ表現をしてくれました。

先回までとは別人の様・・・!?

レッスンの後「今日は頑張ったね~」と声をかけたら、

「私アイドルになるから、リトミック頑張るの~!」と。

どうやらお母さまがお家で「先生のお話をしっかり聞いて、、、」と発破かけてくださり、上手に意識改革してくださった様・・・?

その昔私がバレエを習っていた先生が「なんとなく夢を見てるような子も、子どもはある日突然変わり、パフォーマンスをし始めるのです。」と仰っていたのを思い出しましたよ^^v!

これからもどんどん前に出てきてくださいね!

さて、では今日のレッスン内容です。

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Aクラス(年少・年中児)

フープの傘を持って、雨の日のお散歩に。

フープは、傘でもあり、水たまりでもあり、お家でもありました。

水たまりの中では、3種類の音符に合わせた動き、2・3拍子ステップの練習をしました。

カエルジャンプは、リズムパターンの聴き取り、カタツムリはフレーズ(音のまとまり)を感じる活動でした。

みんな空間の使い方がいつの間にかとても上手になりましたね~。

何の線引きもないのに、広いお部屋の中に自然にみんなで活動するステージが出来てきたようです。

視線が低い位置にありながらも、お互いの位置を察知して「全員集合」もとても素早く出来ました!

最後にやった、スカーフやハンドドラムを渡していく練習は、音を聴くだけではなく、空間を意識する感覚やお友達と連携して何かをやるという力をも養います。

ハンドドラムを渡していくのは、先回の復習でしたが、今日は先生のフォローなしにみんなだけで歌い、ビートをキープしていました。凄い!!

でもだんだん、お友達との間隔がせま~くなるでしょう?そこをまた練習して、上手に空間を保てるように練習していきましょう。

ソルフェージュは、5音列を半音の位置を変えて歌う練習を 体を使ったり、ハンドサインをしたり、視覚的なサインも使って何度もしました。正確なピッチで歌うという意識が持ててきましたね。

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Bクラス(年長クラス)

動物カードを使い、言葉のリズムを動き、それから分析して音符を結び付け、正確にリズムを感じ取るためにいろいろな練習をしました。

音符の読み書きが出来ても、リズムがわかっているということにはならないのですが、こうしていろんな動きに置き換えたり、ほかのリズムと合わせたりしながら深めていくと、いろんな角度からリズムについて発見できて、しっかりと身に付きます。

練習することだけでも十分に楽しいですけどね!

ソルフェージュは、Ⅴ7→Ⅰ の解決とメロディー創作。とても積極的に自分でメロディーを作ってみることが出来ましたね!

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Cクラス(小学生クラス)

今日は少しじっくりと、ステップの練習をしてみました。

足の運び方、膝の使い方、姿勢、力の抜き方、つま先や踵の使い方etc.  いろんなことを一つ一つ気を付けながら練習しました。

それから、ターナリ―ビートの分割。

これもフープも使いながら、きれいなフォームで動くための体の使い方などもたくさん練習しました。

細かい音符にどんな動きがつているかまでちゃんと意識して、よく吸収しています。

現代の作曲家の、きれいな6/8拍子のメロディーを読譜し歌いました。

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Dクラス

ターナリ―ビートの分割、タイの付いたものをメインに練習しました。

初見で読譜する時にどうしても躓いてしまいやすいリズムです。

リトミックでいろいろな練習をすると、記号化された音符を固まりで視覚キャッチして、素早くリズムの全体像を正確に掴めるようになると思います。

今回は、ビート単位のつながりまででしたが、次回は小節単位のつながりにして、その中からリズム内にある抑揚を楽しめるようにしていきましょう!